遂に見つけたプロザック!使い切ってデパスを卒業

デパスとプロザック

■デパスの抗うつ効果
デパスとは、一般名をエチゾラムといい、2016年の10月より新たに第3種向精神薬に指定されたベンゾジアゼピン系の薬ですが、これはうつ病に伴う緊張症状や不安、睡眠障害を和らげる抗不安薬です。医療機関ではその他の抗うつ剤と併用し、補助薬として使われたり、精神症状だけでなく、腰痛や頸椎症、緊縮性頭痛における筋緊張を和らげる効果があります。
製造元の田辺三菱製薬で認められた作用としては、抗不安作用、鎮静催眠作用で、詳しいメカニズムは視床下部と大脳辺縁系、とくに扁桃体のGABA受容体に存在するベンゾジアゼピン受容体に結合して作用し、情動異常、つまり不安や緊張を改善しようと働きます。

■プロザックの抗うつ効果
プロザックは、うつ病の第一選択薬になりつつあるSSRIに分類される薬で、デパスとは異なる作用機序でうつへアプローチします。その詳細は、うつ病の人の場合、通常より脳内のセロトニンやアドレナリンなど特定のホルモン量が異常に少ないためにより強い不安を抱くということが解明されており、そこで、有効成分であるフルオキセチンが特異的にセロトニン受容体にはたらき、セロトニン量を増やすことで抑うつ症状を改善させるというものです。
健康な人でも過度な長期的ストレスや悩み、睡眠障害、更年期障害でも脳内ホルモンは減少し、うつになることは有名です。
そして、この抗うつ剤はイーライリリー&カンパニー社が製造および販売し、当初、アメリカではセンセーショナルを起こしたそうですが、日本では躁うつ症状を引き起こす恐れなどの副作用のために処方及び薬局薬店での販売は認可されておらず、個人輸入のみが薬事法で認められています。

■二つの抗うつ剤の違い
デパスは即効性と半減期の短さが特徴的ですが、頻度は不明ながらも依存性や呼吸抑制、悪性症候群、横紋筋融解症などが重大な副作用として列挙されており、これまで認められていた個人輸入・自己責任での服用も、このために規制がかかったようです。そしてそれとは逆に、プロザックは個人輸入が認められており、穏やかな効き方を発揮するのが特徴で、依存症になりにくいというのが最たる違いといえるでしょう。